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2008-09
所在地:旭川市
用途:住宅
構造:木造
規模:111㎡
Q値:1.095Kcal/㎡h°C

photo:TAKASHI Oosugi

敷地は旭川の街を見下ろす高台の上に位置し、独特の落ち着いた雰囲気を持っている場所です。
クライアントが当初イメージしていた家は2階建てで、どこからでも旭川を見下ろすことができ、広い庭に面した生活のようでした。
しかし、庭に対するイメージが漠然としており、眺めを優先したイメージをお話されていました。
私が提案した空間は、静的な空間と動的な空間を織り交ぜ外部と結びつける提案です、
常日頃忙しくされているクライアントさんの言葉には「たまに落ち着けるような・・・・」といったキーワードがあったため、
常に動的な街の風景を見るのではなく、静と動の空間(ここでは、動的なものは街の風景・静的なものは光や風等の自然現象)ととらえ、
あわただしく過ぎる時間から、静的な時間のベクトルの長さを意識できるよう考えました。
街を見下ろす側に面した庭から反対方向へ行くにしたがってプライベートな空間・庭へ変化すると同時に
動的なものから静的なものへとグラデーションのようにしています。
空間を移動すると、このグラデーションを無意識に身体が感じ、そのときの気分で、居心地の良い空間を選択できるよう考えました。
建物の熱的構造は上記のようなことから外周面が広く熱損失的には不利でした。
しかし、豊かな空間と性能を維持するため断熱計算を行い、今後のエネルギー事情を踏まえ断熱レベルを大幅に強化しました。
Q値は計算値では1.095kcal/㎡h℃ですので、次世代エネルギー基準の1.4kcal/㎡h℃より大きく性能を上回っています。
ローコストでありながら建物の性能(空間的な豊かさや構造・断熱等)が
すべてそろった良い空間がここでは実現できていると感じています

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